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青梅,リハビリ,介護,デイサービス,片麻痺,高齢者,変形性膝関節症,認知症,脳梗塞,腰痛
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ここでは、50代女性(片麻痺)の方の通う前から現在までのお話をします。

 

【カラダラボに通う前の話】

遡ること約2年半前、仕事中に急に頭痛があり職場で横になっていたところ回復する気配がないため、仕事を早退しご主人に連絡をして、ご主人が家に駆けつけました。

ここまでは覚えているそうですが、そのあとの記憶はなく、記憶があるのは既に病院のベッドの上にいた自分自身だったそうです。

その後、搬送された先の病院で歩行訓練などを行い、転院をされたそうです。

転院先での病院では、午前中に言葉の訓練や手指の訓練などを行い、午後は歩行訓練を中心にリハビリを約5カ月程行っていたそうです。

この時、この方は「元に戻る」「治るつもりでいた」そうですが段々と時間が経過していく中で「元に戻らない」「どうしてこうなってしまったのか?」「思った通りに動かないことがイライラする」というような不安や不満を抱いていたそうです。

この時、自分たちは「なぜ今の状態になっているのか?」「どうしていったらよくなっていくのか?」などの説明をまず行い、ズバリ!!「焦らなくても大丈夫ですよ。」「一緒に頑張って行きましょう!」「わからないことがあれば何でも相談してください。」などといった感じで不安を取っていきます。


【カラダラボに通う直前の話】
やっと退院が認められ、自宅に帰ることができ「家に帰れる喜び」を感じたそうです。
退院直後は訪問入浴と訪問リハビリをお願いしていたそうですが、訪問入浴以外の時間は、ぼーっとしている時間が多かったそうです。
そんな時間を過ごしている中、ケアマネージャーさんから「リハビリ特化型デイサービスカラダラボ青梅駅前」を紹介され、「身体を動かしたかった」という理由ですぐに通うことを決意され、ここから私たちと利用者さまのリハビリが始まることになります。契約を結ぶときは私たちも緊張します。
「今後のこと」「生活背景のこと」「病院でのリハビリはどんなことをしていたのか?」「どのようなリハビリをしていくのか?」様々なことを考えながら、しっかりと契約のお話をさせていただきます。
この段階でしっかりと利用者さまやご家族の意思を聞き取り、確認をしていかなければその後の結果が大きく変わっていきます。だからこそ、通所開始直前の担当者会議や契約の部分はとても力を注いでいくことになります。

 

【カラダラボに通所を開始した当初の話】
通所開始当初の体の状態は、「指を伸ばすことができない」「足の指もまったく反応しない」などというような状態でした。足に装具も装着していますので、どこまで運動ができるのかという不安があったそうです。リハビリに関しては麻痺側を中心に機能訓練を行い、別の片麻痺の利用者さまと同様に、歩くためのバランス能力を向上させるために立った状態でのバランス訓練を行いました。最初は本当に軽い負荷ですが、ご利用者様は立って身体を動かすだけでも大変喜びを感じていました。

【体に変化が出た時の話】
元々ご自宅でも頑張ってリハビリをされていたので、カラダラボでのリハビリの際もとてもいよくてきでした。そんなある日、麻痺側の足首の背屈(つま先を上に上げる動き)に本当に少しだけ反応が出ました。ご本人も最初は半信半疑でしたが、足首のあたりをじっくり見ながら動かしていくと自分の意思で動かしていることにとても感動されていました。「あっ、本当に動いている!」今まで自分の意思で動かすことができずに利用者さまが半ば諦めかけていたところにでしたので、私たちも本当に嬉しかったことを今でも覚えています。


【現在の話】
現在もしっかりと通所を続けています。今では「一人で買い物に行きたい」「(家族などに迷惑を掛けずに)自由に行動したい」などととても前向きに目標を設定されています。他の利用者さまともよくコミュニケーションを取り楽しまれています。たくさんの方々と交流を持つということはとても刺激になり、表情も豊かにしてくれます。笑い声絶えずにリハビリをされていますので、私たちも更に熱がないっていきます。


【最後に。】
脳梗塞発症から現在もなお、ご利用者様は不安を抱いています。
それでも身体に変化が起きてくると自然と希望が見えてきます。
カラダラボは深い深い闇が続くトンネルに少しでも「希望の光」を差し込ませるために日々リハビリを続けていき、感動と希望が与えられるようにしています。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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